目の表面に花粉やダニ等のアレルゲンが付着し、結膜に炎症を起こす病気をアレルギー性結膜炎といいます。花粉症等、特定の時期だけ症状があるのが季節性アレルギー性結膜炎、季節に関係なく一年中症状が現れるものは通年性アレルギー性結膜炎といいます。
本来、免疫反応は、細菌やウイルス等人にとって有害な異物を排除して身を守る働きをもっています。様々な物質を異物と認識し、過剰に免疫反応を起こすことをアレルギー反応といいますが、全く無害なものに対しても免疫反応を起こす場合があります。
受診当日に診断、治療方針が決定できます。1滴の血液(20μL)、30分で結果が分かります。
アレルギー性結膜炎の対策は、抗原を避け、可能な限り触れないことが一番のポイントです。痒くても強く掻かないことが大切で、冷たいタオルで眼を冷やすのも有効です。
症状が出る2週間前に点眼治療をして、アレルギー反応の症状が出るのを抑えます。症状が出る前に眼科を受診すると治療ができます。
抗原を少量ずつ内服することで、抗原に触れても過剰に反応しない身体を作ります。アレルギーを根本的に抑えられる方法として減感作療法があります。